インターネット・ワークスタイル白書
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル ワークスタイル研究所
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社が運営する総合転職ポータルサイト「イーキャリア」及び、インターネットに強い転職情報サイト「イーキャリアプラス」は、これまでにインターネット関連業界をはじめとする各業界のビジネスパーソンや、採用担当者などを対象にアンケート調査を実施してまいりました。この度、これまでの調査結果から見えるインターネット関連業界の業界動向やビジネスパーソンのワークスタイル、転職・採用の最新事情などを「インターネット・ワークスタイル白書」としてまとめ、発行させて頂きました。
総括
インターネット関連業界に焦点をあてた様々な調査から、数ある業界の中で最も新しい業界と言われるインターネット関連業界の様々な特色が浮かび上がってきました。短いスパンで生まれて移り変わるインターネット上での様々な流行に対しては、新しいものをポジティブに受け止めつつ、鋭い視点でよい部分と悪い部分を見極めて、必要なものを取り込んでいくインターネット関連業界の姿勢があらわれています。また、インターネット関連業界・非インターネット関連業界のビジネスパーソンを対象とした比較調査からは、独立心やキャリアアップ志向が高いといったインターネット関連業界の特有のビジネスパーソン像が浮かび上がってきました。
ワークスタイルにおいては、非インターネット関連企業と比較すると、インターネット関連業界では世間からの評価をやりがいに感じているなど、日々新しいサービスを生み出している業界ならではの働き方が現われたと共に、昇格が早く、よりキャリアアップが実現可能な業界であることも分かりました。また、インターネットに関する新しいサービスや習慣については、柔軟な姿勢をみせ、インターネットを活用した能率的なワークスタイルを実現しているようです。
売り手市場化が進行している採用市場では、優秀な人材を確保するため企業の採用コストが増加傾向にありますが、同時に、求める人物像とのミスマッチに悩む採用担当の姿も浮き彫りになりました。一方で、注目が高まっている第二新卒においては、キャリアアップ志向と起業意識の高さが明らかになりました。
また、08年度入社予定者が、働くことに対する意欲や仕事に向けた準備の面で、採用担当者の期待を上回る高い意識を持っていることも分かりました。
インターネット関連業界動向
インターネットに関するブームや、今後の業界動向に対するインターネット関連業界からの視点が明らかになりました。セカンドライフやWeb診断サービスなどのインターネットに関する流行にフォーカスした調査からは、新しいものを柔軟に受け入れる姿勢と、サービスの良し悪しについての鋭い判断というインターネット関連業界独自の視点が伺えます。
例えば、セカンドライフについて企業の参入に半数以上が賛成するも、その効果についてはメディア露出以外の効果が見えにくいと冷静な判断をしています。Web診断サービスについては、成功の秘訣が「使いやすさ」、「ユニークさ」であると分析されましたが、「使いやすさ」はセカンドライフの今後の課題とも考えられています。また、インターネットの普及に伴い近年注目を集めるネット上でのクチコミに関しては、大多数の方が関心を持っており、消費行動における情報源として定着しているようです。
「今年の漢字」が「偽」となった2007年ですが、当社で行なった2008年の予測、「業界を表す四字熟語」では、非インターネット関連業界が「暗中模索」であったのに対して、インターネット関連業界は「千変万化」となりました。ハイスピードな技術革新が進み、日々多種多様な新しいサービスが生まれるインターネット関連業界は変化に富んだ年になると予想されています。
また、近年注目が高まるモバイル業界は、今後成長する業界として大きな関心が集まっており、モバイルのインターネット性能向上とともに重要性が増しているコンテンツプロバイダーが、特に伸びると予測されているようです。さらに、新しいインターネットの活用方法として、政治・選挙へのインターネット利用に対する期待が高まっていることも分かりました。インターネットの普及や技術の進歩と供にインターネットが他業界へ与える影響も今後ますます顕著になっていくものと考えられます。
インターネット関連業界のビジネスパーソンのワークスタイル
インターネット関連業界、非インターネット関連業界それぞれのビジネスパーソンを比較調査からは、インターネット関連業界の特色あるワークスタイルが明らかになりました。総じてインターネット関連業界のビジネスパーソンはキャリアアップ志向が強く、仕事面でもインターネットを上手く活用する方が多い傾向があります。
インターネット関連業界のビジネスパーソンの約8割が経験ありと回答していることと、中堅社員に対する調査で明らかになったインターネット関連業界の昇格の早さを合わせて考えると、インターネット関連業界にはキャリアアップを目指した転職による人材の流動性があり、切磋琢磨しながらスキルアップしている業界の全体像が見えてきます。また、社内ではなく社外や世間の評価から仕事の充実感を感じている方が非インターネット関連業界と比較して多い傾向があります。
さらに、インターネット関連業界のビジネスパーソンはブログ運営に積極的であったり、メールを利用した年賀状に関して肯定的であったりと、インターネットに関する新しいサービスや習慣について柔軟な姿勢をみせ、インターネットを活用した情報収集や作業の効率化によって能率的なワークスタイルを実現しているようです。
転職・採用事情
採用担当者や、転職経験者、第二新卒、新社会人(2007年入社)、08年度入社予定者を対象とした調査からは最新の転職・採用事情が明らかになりました。採用担当者のうち、人員が不足していると感じている方は7割以上、中途採用を積極的に行いたいと考えている方も約7割となっており、また、企業の採用コストも過去1年と比較して増加傾向にあるなど、現在採用市場は激化しています。
そのような中で、注目が高まっている第二新卒を対象とした調査では、キャリアアップができる会社があれば転職すべきだと回答した方が7割を超え、新社会人(2007年入社)に対する調査では約5人に1人が既に転職活動を始めていると回答するなど、転職の早期化が顕著になっています。また、08年度の入社予定者については、採用担当者の期待以上に仕事に対する意欲が高く、仕事に向けた準備に積極的な人物像が明らかになりました。今後若手の人材に対する注目は益々高まりそうです。
実際の転職経験者に転職理由を尋ねたところ、1位は「よりやりがいのある仕事に就きたい」となり、仕事の充実感を求めて転職される方が多いことが読み取れます。なお、転職の際には「ボーナス後転職」を望む方が9割に近いことも分かりました。
報道関係者様へのお願い
本リリース内容の転載にあたりましては、「イーキャリア」調べという表記をお使い下さいますよう、お願い申し上げます。
※調査自体はインターネット調査会社を利用して行っております。
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