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2008/01/01

ヤフー株式会社

[時代を創る、自分を育てる]インターネット企業のワークスタイル

モバイル、ゲーム、カーナビetc.インターネットの可能性を広げ人々の生活をより豊かに、便利に面白くするライフ・エンジンを目指す。

ヤフーは今、「何をするにも、いつもそこにYahoo! JAPAN」をキャッチフレーズとして、生活をより豊かに、便利に、価値あるものにする「ライフ・エンジン」を目指している。より「先」を目指す同社で働く魅力、そして、業界および同社の将来像を探る。

ヤフーがインターネットサービスの提供を始めたのが1996年。それから10年余、日本のインターネットの歴史はヤフーと共に歩んできたといっても過言ではない。ポータルサイトを主軸としながら、多種多様なサービスやコンテンツを提供することで常にインターネット業界をリードし続けてきた同社は、現在も年20%以上の成長を遂げている(2007年度3月期グループ実績)。

広告本部・戦略企画室室長兼営業企画部マーケティングリーダーの芝崎健太氏にヤフーの魅力、そして、ヤフーは今後どこに向かおうとしているのか。話を聞いた。

インターネットの普及と共に、広告市場も拡大する。と、考えた

芝崎氏の前職は、広告代理店の営業担当。 「その会社にいる5年の間にインターネット広告を扱う機会が増えたこともあり、インターネットは今後もっと広がるだろう、それに伴って広告市場としても拡大するだろうと、考えるようになってきました」。そのため、"もっと規模の大きな仕事がしたい"と転職を考え始めたとき、大手の広告代理店と共にヤフーが転職先候補として視野に入ってきた。そして、業界の将来性、前職での経験が生かせる、その一方で「企画」というそれまで携わったことのない分野も経験できるという条件に惹かれ、転職先としてヤフーを選んだ。

最初の3年間は商品プランニングを担当。その仕事を通して、それまではあまり詳しくなかったコンピュータ・システムについても自然と学ぶことができたという。

「広告配信の仕組みなどのテクノロジー部分は入社してから学ぶ必要があったのですが、前職の経験が生かせる部分も多かったですね。たとえば、広告主や代理店の立場などはよく理解できていたので、商品を考える上で役に立ちました。またその後、商品の売り方を考える現職に就いたわけですが、ここでももちろん、今までのキャリアは役に立っています」。

ソーシャルメディア化とYahoo! Everywhere構想

Web2.0と呼ばれるユーザー発信型メディアの発展、モバイルやゲーム機、テレビ、カーナビなどパソコン以外のデバイスからのインターネット利用の普及、など。インターネットを取り巻く環境は日々、変化を続けている。そしてこれらの動きはこれからも加速するというのが芝崎氏の予想だ。

「当社ではこれらの動きを先取りした戦略をとっています。2005年からサービスを開始した『Yahoo! ブログ』は現在、開設ブログ数が100万件を突破。また、動画投稿サイト『Yahoo!ビデオキャスト』や、利用者が作成したオリジナルの地図に参加者同士が情報を書き込み共有しあうことのできる、地図を使ったコミュニティ型サービス『ワイワイマップ』など、新たなソーシャルメディアサービスの提供も進んでいます。それと同時に"Yahoo! Everywhere構想"ということで、モバイルやゲーム機へのコンテンツ提供も開始しました」。

異業種からでも多様な「強み」を発揮できる広いフィールドがある

このような変化に伴って、インターネット広告市場にも変化が訪れている。

「インターネットというメディアが情報発信者と受け手、パソコンという枠を超えて発展することで、広告市場もインターネットという枠を超えて考える必要が出てきました。現在、インターネット広告の市場規模は約3630億円。今まではこの中でどれだけシェアを獲得できるかを考えてきたのですが、これからは、約6兆円規模の広告市場全体での戦略を考えていかなければ、お客様のお役に立つ提案はできない。そして、お客様のお役に立つ提案ができなければ会社の成長はない。だからこそ、インターネットの特性を活かして何ができるか、インターネット広告の役割や可能性を追求していく必要がある。インターネット広告の市場を大きくすることが、自社の成長に直結するので、非常にエキサイティングで、やりがいがあります」。

東京ミッドタウンのオフィス画像
東京ミッドタウンのオフィス。2007年1月に増床された新オフィスは、働きやすさを重視した設計がなされている。

芝崎氏は、広告業界での経験を生かしヤフーで活躍の場を切り開き、会社の成長に貢献してきた。同社では、芝崎氏のように異業種から転職してきた人は珍しくない。

「今、自分がいる業界にインターネットを利用したこんなサービスがあればいいのに、と思ったら、そのアイデアをヤフーで実現してほしい。そんなアイデアを持ち、ユーザーとクライアントどちらの役にも立ちたいと思う人。何か一つ"強み"を持った人。そして、向上心があり自分から率先して動ける人。そんな人なら、ヤフーで充実した仕事ができると思います」と芝崎氏。

インターネットをフルに活用しながら、インターネットの枠を超えて、人々の生活をより豊かに、便利にするライフ・エンジンを目指すヤフー。そこには、さまざまな業界で培ったスキルを生かせる広いフィールドがある。

広告本部・戦略企画室室長 兼営業企画部マーケティングリーダー

芝崎健太氏

広告代理店にて営業職としての勤務を経て、2003年6月ヤフー入社。ヤフーの多岐にわたる広告商品開発を担当。2006年より現職。

会社概要
企業名ヤフー株式会社
本社所在地

〒106-6182 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー

事業内容

インターネット上の広告事業
ブロードバンド関連事業
オークション事業
その他事業

設立1996年
代表者代表取締役社長 井上雅博
従業員数2,658名 (2007年9月現在)
URLhttp://www.yahoo.co.jp/

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本記事は、日経ビジネスアソシエ08年1月1日号に掲載されたものを転載しております。